フラット・ファクトベース・俯瞰を重視したキャリア相談とは!?

2018.11.20

以下の記事の通り、Findy代表の山田がユーザーのキャリアにおけるサクセスを目指して、エンジニアのキャリア相談エージェントを開始したというご案内をさせていただき、多くの反響をいただきました!

Findy代表の山田が転職・キャリア相談エージェントを始めました〜究極のユーザーサクセスを目指して〜

エージェントとは言っても、あくまで「無理に転職は勧めない存在でありたい」「エンジニアの年収の決まり方等、価値ある話を意識したい」などを強く念頭においてカジュアルな面談を実施しています。

記載どおり月10件以上の面談をさせて頂く中で

・今後のエンジニアとしてのキャリアをどう築いていくのか
・年収を35歳で●●万円くらいにしたいがどうすれば良いか
・次にどんな業界がトレンドになりそうか

といった、悩みやご質問をいただきました。

そこで、Findyとしてチームで、転職活動に悩みを持つエンジニアの方にユーザーサクセス面談、そしてエージェント活動(希望者に限る)に取り組んでいきたいと思っており、その際のスタンスについて事前に明記しておきたいと思い記事を書くことにしました。

目次
1. 何よりもユーザーのキャリアにおける成功を優先する
2. フラット・ファクトベース・俯瞰を重視した面談にする
3. キャリアの方向性・年収レンジ・業界動向などエンジニアに価値ある話題にフォーカスする
4. (希望があれば)ニーズにあった企業の紹介を行う
5. ユーザーサクセスチームメンバーのご紹介

何よりもユーザーのキャリアにおける成功を優先する

まず、何よりもユーザーのキャリアにおける成功(サクセス)を優先してカジュアルな面談を実施したいと考えています。

短期で見ればサービスとしては転職が成立した件数が増えた方が売上には繋がるのかもしれません。しかしながら、転職の成立と転職の成功は必ずしも同義ではありませんし、サービスとして長期で見ても大事なのはサービスに対して感じていただく付加価値の最大化だと考えています。転職自体も必ずしも一生に一回ではないので、また使ってもらえるサービスであることが大切だと思っています。

従って、サービスを通した転職の成功よりはユーザーエンジニアのキャリアにおける成功にフォーカスをするということを社内で決めました。実際にユーザーと向き合うチームの名前は「エージェントチーム」ではなく「ユーザーサクセスチーム」という名称にしているのも、その気持ちの表れだったりします。

また、我々Findyは事業構造上、 必ずしもエンジニアの転職サービスだけで収益化をする必要がありません。なぜなら、エンジニア向けの副業案件・フリーランス案件の紹介サービスも提供しているためです。従って、いま行っている転職活動だけでなく、末永くお会いしたユーザーエンジニアの方との関係性を築いていきたいと考えています。ちなみに将来的には「副業」に限らず、転職以外でエンジニアのユーザーと接点を持っていけるサービスを考えております。乞うご期待!

フラット・ファクトベース・俯瞰を重視した面談にする

Flat, Fact base, Fukanの3F(いまつくりました。)を意識して面談をするようにしています。

具体的に一つずつ見ていきます。
まずはフラット(Flat)ですが、これは転職する、しないに限らずフラットにユーザーの悩みや課題に対してお答えできる範囲で回答していくということを意識しています。

エージェント業をしていると自社のクライアント企業を比較的よく言ってしまったり、或いはユーザーが本当はその会社に行きたくないと悩んでいたとしても、ついつい売上が頭の片隅に入り、まるでその会社に転職してしまった方がいいかのように話してしまうケースがあると聞いています。

しかしながら、当然転職をした後にその会社で働くのはエンジニアユーザーでありエージェントではありません。従って、あくまで我々としてはフラットに情報を伝えて、エンジニアユーザーの意思決定のサポートに徹したいと考えています。

また、その際に最も意識するのがファクトベースで情報を伝えるということです。具体的には主観的に物事を捉えて話すのではなく、あくまで数字や事実に基づいてお話できるようにするを意識をしています。

例えば、この会社は最近業績も良くなく避けたほうが良いのではないかと言ったお話の仕方ではなく、あくまで IR を見た上で、売上としては前年比15%の減少であり、そういった状況の企業に関しては一般的に新規の採用人数を絞っていく傾向にあるといった表現をしています。

最後に俯瞰(Fukan)して伝える、ということは強く意識するようにしています。具体的には単にいま受けている企業の年収の妥当性について語るのではなく、業界として年収が高いのか低いのかであったり、業界として求人数が増えている傾向なのか、どうかというところを上記のファクトベースを含めて説明をするようにしています。

また、俯瞰については最近、新聞を読む方が減ってきたということもあり、世の中の全体観のような部分に対して意識を持っている方が減っていると感じています。

我々がお話できるのはあくまでエンジニアの転職やIT/Web 業界のトレンドに限られてはきますが、やはり多くの方から集めた情報を整理した上で、俯瞰してユーザーの方にお話しできるよう努めていきたいと考えています。

キャリアの方向性・年収レンジ・業界動向などエンジニアに価値ある話題にフォーカスする

前項における面談をする上で意識することに加えて、やはりせっかくお時間を取っていただく以上はエンジニアユーザーにとって価値がある時間にしたいと考えています。

そのためこちらもフラットかつファクトベースで俯瞰をもってできる限りキャリアの方向性や年収レンジあるいは業界の動向などを踏まえて、お話をしていきたいと考えております。

例えばですが、以下の資料のように求人数の多い業界なのか、あるいは今後求人が増えそうな業界はどこなのか、といった内容をを実際に求人の集計をとったり、あるいは弊社に問い合わせが増えてきている業界などを見ながらお話しています。

また、年収レンジについても同様に単にスキルを上げれば年収が上がるという話ではなく、どの業界が年収が高いか、逆に低いかなども踏まえてご説明しています。

このあたりについては定期的に勉強会もやっているので、ぜひぜひご活用ください。以下のconnpassのFindyページから確認することが可能です。

Findy(ファインディ)イベント
Findy(ファインディ)イベント – connpass

(希望があれば)ニーズにあった企業の紹介を行う

上記のエージェント活動やユーザーサクセス面談の後に、どういった追加の価値を提供しているかという点に関してです。

こちらについてはユーザーの悩みや相談ごとに合わせて、もし希望があればニーズにあった企業を求人票をクライアントがどうかに限らずご紹介をするということをしています。実際には既に百数十社程度のクライアント基盤があるため、概ねのユーザーニーズには応えた形でご紹介ができるのですが、やはりここもフラットを意識してその方にあった企業名を紹介していきたいと考えています。

また、エージェントの利用を避けたいというユーザーもいらっしゃったため、実際にレジュメを頂き、面談を設定するといった一般的なエージェントの企業紹介だけではなく、Findyのリンクや企業のサイト名だけをご紹介するといったライトな活動をも行っております

【ゆるぼ】Findy 代表の山田が転職エージェントとして、月10人限定で相談のります!って言ったら話聞いてみたい方いますか?🙆‍♂️もしいたら是非「いいね」してください!🙏ちなみに山田は人事1000人と会ってて、ウェブが大好きなので色んな会社を知ってて、サービス開…
エンジニアのキャリア・転職相談申し込みフォーム – formrun

ユーザーサクセスチームメンバーのご紹介

ユーザーサクセスチームについては本記事を書いているファインディ代表の山田とユーザーサクセスチーム一人目のメンバーである小林、 最近ではCTOの佐藤もたまに参戦しているような状況です。ぜひぜひご興味のある方は以下のフォームからご連絡いただければ弊社担当よりお返事させていただきます。

読んで頂きありがとうございました! 宜しければ、エンジニアの皆様はFindyでご自身のスキル偏差値を測定してみてください。

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